中国の商標登録の費用と料金について
中国に商標登録の手続きをする場合の費用体系について説明します。費用の安い方法から高い方法まで色々ありますので、事前の研究が必要です。
費用を安くする方法(その1)
(1)日本の無資格業者 → (2)中国の無資格業者 に依頼する方法が費用が安くてすみます。
無資格業者に依頼した場合、しっかりした権利が得られるかどうかに疑問があります。また無資格業者が倒産したり夜逃げした場合には中国国内の状況を全く把握できなくなる可能性もあります。
首尾よく手続が進行すればよいですが、安物買いの銭失いにならないように注意する必要があります。
費用を安くする方法(その2)
中国の特許事務所に、日本の業者や特許事務所を通さずに直接依頼する方法です。この方法ですと日本の代理人の分の費用を節約することが可能です。
中国に直接依頼した場合、その業者が信用できるかどうかの判断が困難です。また中国代理人の言っていることの妥当性を第三者に相談できる体制が整っていないと、中国代理人の言いなりにずるずるお金を支払うことになる危険性もあります。
中国の業者の中には時間でチャージを請求してくるところがあります。このため手続が複雑になった場合に的確な指示を出すことができないと追加チャージが発生します。
また法律的な質問をするたびに費用を請求される場合もあるので注意が必要です。
費用を安くする方法(その3)
日本から国際出願の制度を用いて直接中国に手続をする方法です。この方法ですと中国の特許事務所に支払う費用を節約することができます。
実はこの方法には落とし穴があります。手続が問題なく進行した場合には確かに費用が安く済む場合はあります。
しかしながら中国当局から複雑な手続指令がきた場合には国際段階で対応することができず、最終的に中国の特許事務所に手続を依頼する必要のある場合があります。
この場合には最初から中国の特許事務所に仕事を依頼していたらその費用のみで済んだところ、さらに国際出願の手続き費用が上乗せされた結果になるので割高になります。
専門家に相談を
無資格業者の場合には、あなたが手続きの最中に泥沼にはまればはまるほど儲かるため、事前に手続きの危険性を十分説明してくれない場合があります。
また無資格業者にお願いした場合、最終的には弁理士等の有資格者に対応を依頼せざるを得ないことが生じたら、有資格者の費用に加えて、無資格業者にも費用を支払わなくてはなりません。
このため無資格業者に仕事を依頼するのは割高になる場合のあることに注意が必要です。

